愛媛LGBT映画祭2011

第3回愛媛LGBT映画祭2013

2013年12月7日〜12月13日開催
※ 終了したイベントです。

上映ラインナップ

LET'S LOVE 香港

香港初のカミングアウト映画監督ヤウ・チン(游靜)監督が現実と超現実を駆使して描く三人の存在のゆらぎ。まったく異なる現実を生きながら、孤独という一点でつながっている3人のレズビアンを描いた物語。
チャンはインターネット上のAV女優だが、誰一人そのことを知らない。 大好きな母親にも隠している。たまにベッドを共にする親しい娼婦といるときだけ自分らしくいられたが、しだいに誰にも心を開かなくなっていく。 ニコールは金も力も手に入れ、バリバリ仕事をこなす女社長だが、一人住まいのマンションでチャンを呼び出して慰めてもらわないと眠れない。 ゼロは偶然見かけたチャンに恋をする。 現実のチャンの姿を追い求めるゼロだが、ある日チャンが何をしているのか気づく日がやってくる…

監督・脚本:ヤウ・チン
出演:エリカ・ラム、ウォン・チャン・チン、コレット・クー、マリア・コルデロ、ウェラ・チェン
2002年/87分/香港

2度の結婚式と1度の葬式

ゲイとレズビアンが結婚!?完璧な新婚夫婦を装いながら、それぞれ本当の恋人が住む隣の部屋に出入りする二人…。 韓国発、同性愛者の偽装結婚を扱ったクィア・コメディ。
イケメン医師ミンスと美人医師のヒョジンは人も羨むパーフェクトカップル。実は互いの切実な希望のための偽装結婚。 別々のパートナーとの時間を楽しむ妙な新婚生活だが両親の突然の来訪にも何とか取り繕う2人。しかし職場でヒョジンがレズビアンだという噂が流れ、ミンスは窮地に立たされる…。
ゲイであることをカミングアウトしている監督が、韓国ではまだまだタブー視されている同性愛を明るくポジティブな作品に完成。 韓国では2011年に劇場公開され、スマッシュヒットを記録。主演のキム・ドンユンはNHKでも放送の「トンイ」に出演、日本でもブレイク必至だ。

監督:キムチョ・グァンス
出演:キム・ドンユン、ソン・ヨンジン
2011年/106分/韓国

ノイズが言うには

私たちの永遠のテーマ、両親へのカミングアウト。 監督が選択した方法は、家族で映画を作ることだった!?
夏休みで一時帰国したカッチは、23歳の誕生日に自身が性的少数者であると家族に告白する。突然の告白を受けとめられず拒絶の母、沈黙の父。そしてその告白は無かったことになりつつあった。その反応に失望するカッチは、両親に対して理解の期待と少しの復讐心をもって、告白の映画を家族出演で作ることを決め、カメラを通して再度家族と対面していくのだった。ドキュメンタリーとフィクションの間に揺れるリアルとドラマが、出演者をどこに導くのか。

脚本・編集・監督:小田香
第4回シューレ大学国際映画祭公募部門入選
2010年/40分/日本

サーシャ

ゲイのサーシャは母の意向でピアニストを目指す19歳。ピアノの先生に恋する彼だったが、その先生もゲイだったのだ。東欧からの移民で、同性愛など認められない価値観にあった家族に勇気を出してカミングアウトするサーシャだが。
自身のセクシュアリティを隠す必要がないほどゲイフレンドリーなドイツのケルン。 そこでピアニストを目指すサーシャは母の期待を一手に引き受けていた。モンテネグロからの移民として苦労した家族は、サーシャがピアニストになって国に戻ることを夢見ている。ゲイとしてのアイデンティティーを自覚し成長していくサーシャと家族との溝、息子を受け入れられない父親との葛藤が胸に迫ります。関西クイア映画祭2011で好評だった作品が愛媛に登場します。

監督:Dennis Todorović  
出演:Sasa (as SASA Kekez) Vlado (as Pedja Bjelac) Pero (as LJUBISA Lupo Grujcic
2010年/102分/ドイツ

素顔のイスラエル 〜『約束の地』のゲイたち

国策としてゲイフレンドリーな政策を打ち出しているというイスラエル。首都テルアビブでは中東一のゲイパレードも行われ、世界的なゲイツーリズム都市となるべく力を入れている。いったいそれは何故なのか?
日本でイスラエルというと中東戦争、アラブ諸国やパレスチナとの問題など紛争が続いているイメージが強い。しかし、同性愛に厳しいアラブ諸国と異なり、国としてLGBTへの支援を行っている一面もあるのだ。日本でもLGBTパレードにイスラエル大使館がブースを出すなどLGBTに向けた発信や応援もし始めている。それは世界のLGBTを観光に呼ぼうともしている政策の一環なのか?日本と比べれば楽園のようにも見えるイスラエルのLGBT環境を描くドキュメンタリーをどう見る?

監督・脚本・出演・演出:Michael Lucas
2012年/47分/イスラエル

わたしたちの物語 〜北京クィア映画祭と十年間の「ゲリラ戦」

開催直前にキャンセル!? 性への偏見と検閲の残る北京で、十年間にわたる「ゲリラ戦」を戦い抜いてきた北京クィア映画祭。何度も最大級のトラブルに見舞われるなか、場所を変え、名前を変え…中国のLGBTたちの闘いを描く。
2001年に北京大学で生まれた同映画祭は、中国国内でジェンダーやセクシュアリティをテーマにした唯一の映画祭として非政府団体により運営され、過去十年のあいだ五回にわたり開催されてきた。 性的少数者の権利について公に語ることが政治的に困難であり、かつメディア検閲の問題がある中国において、映画祭の歴史はつねにトラブルとともにあった。開催地を北京市西部より東部へ、あるいは都市部から郊外へと「戦線」を転々と移してきた同映画祭は、昨年2001年にはついに北京市内への「凱旋」を果たしたものの、政府の干渉と検閲から逃れるためにゲリラ作戦の手法をとらざるをえなかった。

監督:杨洋
2012年/42分/中国

美輪明宏ドキュメンタリー ~黒蜥蜴を探して~

2012年のNHK紅白歌合戦の「ヨイトマケの唄」で多くの日本人の心を揺さぶった美輪明宏。幅広く活躍する美輪明宏の実像と歴史を、フランス人監督がひも解いたドキュメンタリー。今夏日本で劇場公開された作品がいよいよ松山で!
深作欣二監督が三島由紀夫の舞台劇を映画化し、カルト的な人気を獲得した「黒蜥蜴」(1968)で、妖艶なヒロインを演じた美輪に感銘を受けたバンサン監督が、美輪本人への密着取材を敢行。歌手デビューから、NHK紅白歌合戦で歌われた「ヨイトマケの唄」の逸話や生前の深作欣二監督の発言、そして宮崎駿監督『もののけ姫』での声優出演時のエピソードまで、貴重なアーカイブ映像を編集。ジャンルを越えたビジョンのもと、新しいアーティスト像を作り上げた美輪明宏の華麗な活動の歴史と実像に迫る。

©KIREI
監督:パスカル=アレックス・バンサン
出演:美輪明宏、横尾忠則、深作欣二、北野武、宮崎駿
2010年/63分/フランス

後援

愛媛県/愛媛県教育委員会/松山市/松山市教育委員会/松山市男女共同参画推進センター/公益財団法人松山国際交流協会/松山市人権教育推進協議会/愛媛新聞社/朝日新聞松山総局/毎日新聞松山支局/読売新聞松山支局/南海放送/テレビ愛媛/愛媛朝日テレビ/あいテレビ/FM愛媛/愛媛CATV

協賛

浅岡商店/AQUX/SAG徳島/NPOえひめ心のつばさ/すーぱーしろうと集団 やっとこサン/日本基督教団兵庫教区社会部委員会/パズル/花正食堂/ピアリンクinえひめ/プラウドin香川 /ヘアーサロン白石/丸田時計宝飾店/模型屋 おとつき/もんどこ/洋食マザー/レッドチワワ

協力

シネマルナティック/関西クイア映画祭/アジアンクィア映画祭