QアンドA

Q&A

性的マイノリティの人って見たことないのだけど…

多くの当事者は差別されることを恐れて隠れて生活しています。一般の人々と変わらないように自分を抑えていますので分からないのです。性同一性障害の場合は、見た目の違和感により、じっと見つめられたりする場合があります。

同性愛はおかしい?

異性愛が多数を占める社会では、異端なものとされて「普通でない」とされてきました。自分の理解できないことを普通でないとかおかしいと思うことが偏見を生みます。

性同一性障害とは何ですか?

体の性と心の性が一致していない状態。自分自身の性別に違和感を感じている人。診断名。

性別を変えれば同性愛ではなくなるのでは?

同性愛者の多くは性同一性障害ではありません。人は必ず異性と恋愛するものだという固定観念によって同性愛者は自分の性別を疑うことがあります。性同一性障害であれば、恋愛とは関係なく自分の性別に違和感を感じています。

バイセクシュアルって何?

恋愛感情を持つ相手が、男性の時もあれば女性の時もあったりと、異性愛や同性愛の両方があることをいいます。
実はバイセクシュアルの人は多くいて、完全な異性愛や同性愛の人の方が少ないのかも知れません。

同性愛は趣味嗜好や性癖ではないのですか?

同性愛は性的な趣味や嗜好ではありません。性的指向といって、人には恋愛の対象が異性に向く人、同性に向く人、両性に向く人とがあるのです。同性愛はあり得ることで、何もおかしなことではありません。
また、人は様々な性癖を必ず持っています。異性愛者にも様々な性癖があるように、同性愛者にも様々な性癖があるので、同性愛自体を性癖ととらえるのはおかしなことです。
性的な趣味と考えられてきたことで、同性愛は本人の意思や生き方で選択できるのではないか?という誤解も生まれます。

性同一性障害は、女装や男装の趣味とは違うのですか?

違います。内面の本当の性別にあわせた装いをしたいと思うのは当然の気持ちです。
自分が着たくない服装を強いられるのは辛いこと。性同一性障害をもつ人の中には、「女装」や「男装」という言葉に傷つく人も数多くいます。例えば「女装」という言葉は、一般的には「女性でない人が、女性の格好をする」と言う意味で使われる事が多いので、真剣に女性としていきたいと考えている人であれば自分を否定された気持ちになります。

性同一性障害と同性愛は違うものなの?

違います。性別の問題と性的指向(好きになる性)は別物です。性同一性障害でも異性愛であることが多数と思われますので、恋愛は心の性から見て異性に向きます。その場合、身体の性別と同じ性別の方を好きになることになり、はた目から見ると同性愛ではないか?と思われてしまうのです。性的指向は人それぞれですので、性同一性障害で同性愛ということもあり得ます。

同性愛を治すことはできる?

同性愛は病気ではありません。精神病としての扱いもされません。  同性愛を認めにくい社会の中では、できるものなら異性愛者になりたいと思う当事者は多いと思いますが、治すことはできません。本当の自分を抑えて生きていくことはできるかもしれませんが、大変辛い生き方となってしまいます。

カミングアウト(カムアウト)とは何ですか?

同性愛や自信の本当の性別を誰かに伝えることを言います。当事者としては一大決心がいることで、特に親に向けて伝えるのは難しいことです。自分自身が楽になるためではなく、自身と周辺の人との関係をよりよくするため、堂々と生きることで社会を変えていくための行為です。

LGBTは見て分かりますか?

分からないことがほとんどです。同性愛者の多くは偏見を恐れて分からないようにしますので物腰で分かるというものでもありません。性別に違和感のある方は自分が思う性別に合わせた服装を取ることはあるかもしれませんが、最近のファッションはいろいろですので、見て判断することはできないでしょう。従って、個人の内面の問題とされていき「いないもの」として扱われたり、当事者同士もつながりにくいのです。